遺品整理業に必要な資格とは?許認可の確認方法や悪質な業者への依頼で起こるリスクを解説!

遺品整理業に必要な資格とは?許認可の確認方法や悪質な業者への依頼で起こるリスクを解説!

遺品整理を検討している方で、遺品整理業者選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。遺品整理業に必要な資格を有しているかは、遺品整理業者選びにおける大切なポイントの1つです。

本記事では、遺品整理業に必要な資格や許認可の確認方法、悪質な業者への依頼で起こるリスクを解説します。また、よくある質問についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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遺品整理業に必要な資格とは?

遺品整理業に必要な資格について解説します。

  • 都道府県や市区町村から与えられる許認可
  • 民間資格

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

都道府県や市区町村から与えられる許認可

まずは、都道府県や市区町村から与えられる許認可について解説します。それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.一般廃棄物収集運搬許可証

一般廃棄物収集運搬許可証は、市区町村によって発行されるもので、家庭系一般廃棄物の回収ができる許可証です。業者を選ぶ際は、許可証の有無を確認するために、役所の担当部署に問い合わせましょう。

また、一般廃棄物の許可を持っていない業者が、許可を持つほかの業者に廃棄物処理を委託している場合もあります。このような委託関係がある場合は、遺品整理を依頼する前に、その委託先が適切に処分しているか確認することが大切です。

 

2.産業廃棄物収集運搬許可証

産業廃棄物収集運搬許可証は、都道府県知事が発行する許認可であり、業者が産業廃棄物を適切に運搬するのに必要な許可証です。この許可証は、事業活動や家庭で発生する廃油や金属くずなど、産業廃棄物の運搬に不可欠です。

遺品整理業者が産業廃棄物を扱う場合はこの許可証が必要になるため、適切な許可を受けているのか確認するようにしましょう。

 

3.古物商許可証

遺品のなかには、骨董品や絵画など価値があるものも存在するため、ただ回収するよりも、売却した方がよいケースも多いです。そのため、遺品整理とあわせて買取りやリサイクル販売をしている業者も珍しくありません。

しかし、中古品の売買を事業として行うには、都道府県の公安委員会に申請して取得できる「古物商許可証」が必要です。遺品整理業者が遺品を買い取る場合、適切な許可を持っているか必ず確認してください。

 

民間資格

次に、民間資格について解説します。それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.遺品整理士

遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会によって認定された民間資格です。資格を取得するには、法令にもとづいた廃棄物処理方法や遺品の取り扱いに関する法律についての講義を受け、試験に合格しなければなりません。

合格率は約65%ですが、遺品整理業界は比較的新しい分野であり、経験豊富な業者が少ないのが現状です。遺品整理士の資格は遺品整理業者にとって必須ではありませんが、不正を行う悪徳業者も存在するため、この資格の有無が優良な企業か判断する材料になります。

 

2.遺品供養士

遺品供養士は、一般社団法人遺品供養カルチャー協会から発行されている民間資格です。この資格を取得するためには、協会が提供する講座に申し込み、試験に合格する必要があります。

遺品供養士は、供養に関する正確な知識を学び、悲しみに直面している人々をサポートするグリーフケアの実践が求められます。また、遺品整理だけでなく、さまざまな分野でその知識を活かし、次世代に価値を伝える役割を担う資格です。

 

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資格の許認可を確認する方法は3つ

次に、資格の許認可を確認する方法について解説します。

  • ホームページを確認する
  • 市区町村の名簿で確認する
  • 問い合わせの際に確認する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

1.ホームページを確認する

多くの業者は、「許可〇〇市第〇〇号」「古物商〇〇県公安委員会許可第〇〇号」などの許可証をホームページに記載しています。さらに、「〇〇市一般廃棄物収集運搬許可」「古物商許可」といった情報も、サイトの会社概要に記載されている場合があります。

また、遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍している場合も、ホームページで確認が可能です。しかし、この資格は必須ではないため、遺品整理士の存在は業者選びの1つの基準として捉えておきましょう。

なお、岡山の遺品整理業者については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:【2024年最新】岡山県でおすすめの遺品整理業者10選|選ぶためのポイントやよくある質問をご紹介します!

 

2.市区町村の名簿で確認する

市区町村のサイトには、一般廃棄物収集運搬許可業者の名簿が掲載されており、この名簿に社名があれば、許可を持つ優良業者と判断できます。ただし、一般廃棄物収集運搬許可の取得は難しく、優良な遺品整理業者であっても自社で資格を持っていないケースもあります。

しかし、許可を持つ業者と提携している場合は何ら違法ではありません。利用予定の業者が名簿に掲載されているか、提携しているか確認するのがおすすめです。

 

3.問い合わせの際に確認する

サービスを依頼する前に、電話やメールでその業者が必要な許認可を持っているか、問い合わせましょう。許認可を持っている場合、具体的な許可番号や発行元を確認してください。

さらに、可能であれば、その許認可が現在も有効であるかを公的なデータベースや関連する公的機関に問い合わせて検証します。これにより、悪徳業者による虚偽の申告を防ぎ、より安心してサービスを受けられます。

 

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遺品整理士のいる業者を選ぶべき理由

次に、遺品整理士のいる業者を選ぶべき理由について解説します。

  • 悪徳業者であるリスクが少ない
  • 高品質なサービスが期待できる

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

1.悪徳業者であるリスクが少ない

遺品整理士は専門的なトレーニングを受け、法令にもとづいた適切なサービスを提供する役割です。そのため、遺品整理士が存在する業者は、不当な料金請求や不適切な処理を行う可能性が低くなります。

遺品整理は人生で何度も経験することではないため、どのような業者を選べばよいのか迷う方も少なくありません。遺品整理士がいる業者を選べば、その専門性と認定資格が業者の信頼性の指標となり、安心してサービスを受けられます。

 

2.高品質なサービスが期待できる

遺品整理士は亡くなった方の持ち物や部屋の清掃を専門とするプロフェッショナルです。正しい知識を身につけた専門家に依頼すると、高品質なサービスが受けられます。

優良な業者は、遺品に対する敬意を払いながら、適切な分別と処置によって遺族の気持ちに寄り添った最適なサービスを提供します。このため、信頼できる遺品整理士のいる業者を選ぶのがおすすめです。

 

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悪質な業者に遺品整理を依頼した場合に起こるリスクは3つ

次に、悪質な業者に遺品整理を依頼した場合に起こるリスクについて解説します。

  • 高額請求
  • 不法投棄
  • 雑な作業

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

1.高額請求

遺品整理を利用する経験が少ない人や、料金体系が不透明である点を利用して、高額請求や追加料金を要求する業者が存在します。このような料金は、支払う必要のない金額であり、適正価格から大きく外れている場合が多いです。

利用者は、身に覚えのない追加料金に対して疑問を持ちながらも、悪質な業者の手口により支払いを強いられるケースが発生しています。

 

2.不法投棄

悪徳業者は、遺品整理に必要な許可や資格を持っておらず、ゴミの適切な処分ができません。正規の業者であれば、提携しているゴミ処理場で遺品を処分したり、貿易会社でリサイクルしたりする方法が適切です。

しかし、悪質業者は信頼できる会社と契約していないため、これらの方法を利用できません。そのため、不当な利益を求め、処分費用を支払わずに遺品を不法に投棄するケースが発生しています。

 

3.雑な作業

悪徳業者による雑な作業によって、権利書や現金などの貴重な資産が誤って廃棄されるトラブルが発生しています。これは、必要な経費や時間を惜しんだ結果、作業の質が落ちるためです。

遺品整理の際に、確認せずに段ボールに入った書類を捨てたり、買取り対象の家電やアクセサリー類の査定を怠る場合もあります。このように権利関係の書類が失われると、相続手続きが複雑化するリスクがあります。

遺品整理は家の広さと遺品の量に比例して、適切な時間と人員の投入が必要です。これらが不足すると、遺品の仕分けが雑になり、権利書類や思い出の品まで誤って廃棄されてしまう可能性があります。

 

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遺品整理の資格でよくある3つの質問

次に、遺品整理の資格でよくある質問について紹介します。

  • 質問1.遺品整理で許可の必要ないサービスとは?
  • 質問2.悪質な遺品業者を見分けるポイントは?
  • 質問3.遺品整理業者を選ぶコツは?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

質問1.遺品整理で許可の必要ないサービスとは?

遺品整理で許可が不要なサービスとしては、以下が挙げられます。

  • 遺品の仕分け

故人の残した物品を整理し、手元に残すものや不要なもの、形見分けするもの、リユース品として買い取るものに分類する。この作業は依頼者宅で行われる品物の整理・分類であるため、特別な許可は必要ない

  • 貴重品などの探索

遺品のなかから貴重品や遺言書、土地家屋の権利書、年金手帳や通帳などの重要書類を探す作業も、家のなかを探索するだけであるため、特別な許可は不要となる

  • ハウスクリーニング

遺品整理後の室内清掃は、通常の範囲であれば特別な許可は不要。しかし、孤独死後の特殊清掃など、特別な薬品を使用する場合は、関連する許可が必要になるケースもある

 

質問2.悪質な遺品業者を見分けるポイントは?

悪質な遺品業者を見分けるためには、いくつかのポイントを把握しておきましょう。

  • 許可証の有無を確認する

「一般廃棄物収集運搬業許可」や「産業廃棄物収集運搬許可証」を持っているか確認する。許可証がない場合、不法投棄のリスクが発生する

  • 見積もり時のスタッフの対応をチェックする

適切な説明や礼儀正しい言葉遣いができるスタッフが在籍している企業は、信頼できる業者の目安になる

  • 見積もりの内訳が明確かチェックする

見積もり書に、作業内容ごとの詳細な内訳が記載されているか確認する。不明瞭な項目が多い場合、追加料金を請求される可能性がある

  • Web上の口コミを調べる

スタッフの対応や作業の質についての情報は、利用者の口コミが役立つ

  • 会社のホームページを確認する

ホームページで遺品整理の実績や顧客の声、対応方針などを確認する。また、会社の所在地やスタッフの顔写真が掲載されているかもポイントになる

 

質問3.遺品整理業者を選ぶコツは?

遺品整理業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • サービス圏を確認する

遺品整理が必要な場所が業者のサービス圏内にあるか確認し、出張費が発生するかも事前に把握しておく

  • 提供されるサービスをチェックする

形見分けの配送や遺品の供養などを希望する場合は、業者がサービスとして提供しているか確認する

  • 訪問見積もりを重視する

訪問見積もりで対応してくれる業者を選び、見積もりの明細を確認する。追加料金の有無や、サービス内容が明確に記載されているかもポイントになる

 

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まとめ

本記事では、遺品整理業に必要な資格や許認可の確認方法、悪質な業者への依頼で起こるリスクを解説しました。

遺品整理業に必要な資格には、都道府県や市区町村から与えられる「一般廃棄物収集運搬許可証」や「産業廃棄物収集運搬許可証」、「古物商許可証」が挙げられます。これらの許可証がない場合、廃棄物の回収や中古品の売買ができないため、事前に確認するようにしましょう。

さらに、民間資格である「遺品整理士」や「遺品供養士」を有しているかどうかも、遺品整理業者選びの参考にしましょう。また、信頼できる業者に依頼するためには、事前に口コミやホームページなどで確認するとともに、複数の業者への相見積もりがおすすめです。

株式会社サンナインでは、ご遺族のご負担を少しでも軽減するためのお手伝いや仕分け、不用品の回収をメインに遺品整理のサービスを提供しています。

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