遺品整理をこれから始めようとしている方で、遺品の売却について検討している方も多いのではないでしょうか。どのようなものが高額で売却できるのか知っておけば、貴重な遺品を誤って廃棄するリスクが少なくなります。
本記事では、遺品整理後の買取を依頼できる業者や遺品整理で高く売れるものについて解説します。また、遺品を少しでも高く売却するコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

遺品整理後の買取を依頼できる業者は3種類
遺品整理後の買取を依頼できる業者について解説します。
- 遺品整理専門業者
- 便利屋
- リサイクルショップ
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.遺品整理専門業者
遺品整理の専門業者は、故人が住んでいた部屋の片付けを代行し、整理と併せて買取を実施しているところも多くあります。これにより、遺品整理や処分、買取など複数のサービスを一度に依頼できるため、作業の時間短縮にもつながります。
遺品の分別はもちろん、貴重品の捜索や廃棄、不用品回収、供養などもできるため、遺品整理に関しては最も便利な選択肢です。遺品整理業者を利用すれば、複数の業者への対応に追われる必要もなく、遺品整理から売却までスムーズに終えられるメリットがあります。
なお、岡山でおすすめの遺品整理業者については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【2024年最新】岡山県でおすすめの遺品整理業者10選|選ぶためのポイントやよくある質問をご紹介します!
2.便利屋
便利屋は、遺品整理後の買取サービスを提供する業者の1つです。便利屋はその名のとおり、さまざまな生活上の困りごとを解決するサービスを提供しており、遺品整理のみならず、不用品回収や引越しの手伝いなども提供しています。
遺品の買取を依頼する際には、事前に買取可能な品目や条件を確認し、複数の業者を比較検討するのが望ましいです。
3.リサイクルショップ
リサイクルショップでは遺品の買取も行っており、近隣の店舗に持ち込むことでその場で査定してもらうことが可能です。これは、すぐに現金化したい場合や、遺品を素早く処分したい場合に便利な選択肢です。
また、出張買取に対応している店舗も多く、ジャンルを問わず多くの品物をまとめて査定してもらえます。しかし、専門業者に比べると査定価格が低く設定される場合があるため注意が必要です。
遺品整理で高く売れるもの10選
次に、遺品整理で高く売れるものを紹介します。それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.貴金属
貴金属は1gあたりの相場で取引され、金や銀、プラチナなどは安定して高価買取が期待できるため、遺品として相続されるケースが多いです。また、生前に保有していなくても遺品整理で見つかる場合があります。
多くの場合、ネックレスや指輪などはデザインが好みでなかったり、サイズが合わないため、装飾品として使えず、そのまま所持される事例は少なく、売却する人が多いのが一般的です。
2.腕時計
ロレックスやカルティエなどの海外高級ブランドの時計は高価買取の対象となるケースがほとんどですが、カシオやセイコーなど国内ブランドの時計も価値が認められる場合が多くあります。
ただし、高額な買取につながる国産時計は少ない傾向にあります。しかし、自分では価値を判断しにくい場合もあるため、不要と思われる時計も捨てずに保持しておくようにしましょう。
3.カメラ
デジタル一眼レフカメラや高級コンパクトデジタルカメラは定価が高く、中古市場で人気のあるモデルでは数十万円を超える査定額が付くケースも珍しくありません。
キャノンやニコンのデジタル一眼レフは需要が高く、「キャノンEOS-1D X Mark II」や「ニコンD5 XQD-Type」のようなプロ仕様のモデルは40万円近くの高額査定が期待できます。カメラを高く売るためには、レンズやストラップ、アイピースなどのアクセサリや付属品を可能な限り揃えておくようにしましょう。
4.着物
着物は、その価値によって大きく価格が異なる遺品として知られており、有名な作家のものや大島紬などの高級品で、証紙が付いているものは高値で取引される場合があります。
一般的に「リサイクル衣類」として売り出された場合、数百円から数千円程度の価格となるケースが多いですが、素材や織られた年代、作家によっては、数万円から数十万円といった高額の査定が付く可能性もあります。
5.電化製品
家電製品には、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、テレビからゲーム機やAIスピーカーに至るまで多岐にわたる種類があります。新型の電化製品は高値での買取が期待できるものの、時間が経過するにつれてその価値は低下していきます。
たとえば、洗濯機ではドラム式の方が二層式よりも買取額が高く、テレビも大型の有機ELが小型の液晶より買取額が高い傾向です。また、ダイソンのようなブランド製品は高く売れやすいです。
これらの家電は、処分する際にも費用がかかるため、少しでも高く売れるチャンスがあれば、買取を利用するのがおすすめです。
6.骨董品
美術品や骨董品(壺や花瓶、茶道具)などは、名品であれば高額で取引されるケースが多いです。これらの品物が「お宝」として意外な価格で買い取られる場合もありますが、傷や汚れがあると買取額が下がるため、遺品整理の際には注意が必要です。
また、贋作であっても高額での取引が期待できる可能性もあるため、発見した際は専門の買取業者に査定を依頼してみましょう。
7.車・バイク
車やバイクの所有者が亡くなった際には、車の廃車または売却の選択が必要です。自動車税や車検費用がかかるため、乗らない車は早めの処分を検討しましょう。
もし、車を売却する場合、新しいモデルや人気のあるタイプで傷が少なければ高値での取引が期待できます。そのため、少しでも査定額を上げたい場合は、事前に洗車しておくのがおすすめです。
8.家具
ハイブランド品や民芸家具のような高級家具が市場で高値になりやすいです。たとえば、カッシーナのソファやカール・ハンセン&サンのチェアなど、名作とされる家具は中古であっても需要があり、家具買取専門店や総合的なリサイクルショップで買い取ってもらえるケースが多いです。
一方で、ニトリやIKEAなどのファスト家具は元値が安いため、買取には向かない場合が多く、これらを売る際にはフリマアプリやオークションサイトの利用を検討してみてください。
9.ゴルフ用品
ゴルフ用品はもともと高価な商品が多いため、買取額も相応に高額になる場合が多いです。とくに、「XXIO(ゼクシオ)」ブランドのアイテムや木製ヘッドクラブなどは古くなっても価値が下がりにくく、ゴルフショップでは高額で買取されるケースがあります。
また、高価なクラブや有名ブランドのシューズが見つかれば、さらに高い値段が付く可能性があります。ただし、ゴルフ用品は新しいモデルほど高く売れる傾向にあるため、商品が値落ちする前に早めの売却を検討しましょう。
10.お酒
洋酒や年代物の日本酒は、コレクターの間で高く評価され、市場での需要が高いため高価買取されやすいです。とくに「ヘネシーXO」や「ルイ13世」のようなブランデーは、状態がよければ20,000円から30万円以上の価格が付く場合もあります。
日本酒の価格は1,000円から10,000円程度で、メーカーや生産年、ボトルの状態、箱付きかどうか、希少価値によって変動します。お酒を売る際は、ボトルをできるだけきれいに保ち、ラベルの汚れやシミがないように注意してください。
遺品を少しでも高く売却するコツは3つ
次に、遺品を少しでも高く売却するコツについて解説します。
- 質問1.遺品整理で価値のあるものが出てきた場合はどうすべき?
- 質問2.遺品を売る場合の注意点は?
- 質問3.遺品買取を依頼するメリットは?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.付属品や箱もできる限り揃える
遺品整理で見つかった骨董品や絵画などの美術品、家電製品、ブランド品、お酒、フィギュアなど、各種アイテムの買取査定では、付属品や箱、保証書などをそろえておくことが重要です。
とくに、高価なアイテムでは、入手経路や年代を示す証拠があると価格が大幅に上がる場合があります。美品であることはもちろん、もともとの傷や汚れがある場合はきれいに清掃し、新たなダメージを加えないように注意してください。
2.価値が付きやすい時期に売る
商品や遺品を売却するタイミングを見計らうことで、査定額が高くなる可能性があります。たとえば、ブランド品はメディアで取り上げられた後やボーナス前、新生活が始まる3月前後に需要が高まり、買取価格も上昇します。
とくに、冬のボーナス前にはプレゼントや自分へのご褒美としての需要が増えるため、この時期を狙って売却するのがおすすめです。また、お酒は年末年始、車やバイクは1〜3月および9〜10月に高価買取のチャンスがあります。
3.きれいに掃除してから依頼する
品物のコンディションがよいことが何より重要ですが、遺品整理で出てきた品物を買取査定に出す前には、きれいに掃除しておくようにしましょう。
ほこりを取ったり拭いたりして、新品に近づける努力が遺品の価値を高めます。買う側の立場に立って考えれば、できるだけきれいなものを求めるのは自然なことです。ひと手間かけるだけで印象が変わり、査定額のアップにつながります。
遺品整理 売れるものでよくある3つの質問
最後に、遺品整理 売れるものでよくある質問を紹介します。
- 質問1.遺品整理で価値のあるものが出てきた場合はどうすべき?
- 質問2.遺品を売る場合の注意点は?
- 質問3.遺品買取を依頼するメリットは?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.遺品整理で価値のあるものが出てきた場合はどうすべき?
遺品整理において価値のあるものが見つかった場合、相続人同士で必ず確認して相談するようにしてください。買取業者や売却時期を話し合い、相続人同士で情報共有することで、後のトラブルを避けられます。
また、価値のある遺品は、売却するだけでなく形見分けや供養という選択肢もあります。勝手に売却してしまうと、損害賠償請求のリスクがあるため、遺品の取り扱いには注意が必要です。
質問2.遺品を売る場合の注意点は?
故人の意思を尊重し、遺品を売却する際には慎重に行動する必要があります。故人が遺言状で具体的な指示を残している場合は、その指示に従わなければなりません。
遺言を無視することは法的な罪に問われないものの、親族間の関係悪化を招く可能性があるため注意してください。また、遺品のなかには価値のあるものが隠れている場合もあるため、内容を確認してから適切に処理しましょう。
質問3.遺品買取を依頼するメリットは?
遺品買取を依頼するメリットは、遺品の廃棄にかかる費用を大幅にカットできる点です。遺品整理を終えた後で、不用品買取を利用すれば処分にかかる費用を節約できます。また、遺品整理業者に整理と併せて買取を依頼しておけば、得たお金と遺品整理費用を相殺することも可能です。
なお、遺品とは故人が所有していたもののすべてを指し、人が生活していれば当然多くのものが残されます。とくに、家具や家電製品などの大型ごみが多いほど廃棄費用がかさむため、これらの売却により、家計の負担を減らせます。
まとめ
本記事では、遺品整理後の買取を依頼できる業者や遺品整理で高く売れるもの、遺品を少しでも高く売却するコツについて解説しました。
遺品整理中に見つかるもので、高額な売却が期待できるものとしては、貴金属や海外ブランドの腕時計、一眼レフカメラなどが挙げられます。また、ブランドものの家具や年代もののお酒なども、高額な買取が期待できるアイテムです。
これらの買取を希望する場合は、便利屋やリサイクルショップで査定を依頼する方法がありますが、遺品整理業者のなかにも、買取サービスを提供している業者が存在するため、遺品整理とまとめて依頼する方法がおすすめです。

