遺品整理を自分でする場合の7つのステップ|注意点や気をつけたいトラブルを徹底解説!

遺品整理を自分でする場合の7つのステップ|注意点や気をつけたいトラブルを徹底解説!

遺品整理を自分で行うことは、故人との思い出を振り返る大切な時間です。しかし、どこから手をつければよいのか分からない、感情的な負担が大きい、といった悩みも多いのではないでしょうか。

本記事では、遺品整理を自分でするメリット・デメリットや注意点について解説します。また、遺品整理を自分でする場合のステップや気をつけたいトラブルについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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遺品整理は誰がやるべき?

一般的に、遺品整理は亡くなった方の遺族が担当します。とくに、遺言書がない場合、法定相続人の全員で整理するのが望ましいです。これにより、財産の内容を明確に把握でき、後々のトラブルを防止できます。

一方、遺言書が存在する場合は、その内容に基づき相続人が整理を進めるのが一般的です。また、相続財産以外の品物に関しては、遺族全員で相談しながら、残すものと処分するものを決める必要があります。

 

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遺品整理を自分でする3つのメリット

次に、遺品整理を自分でするメリットについて解説します。

  • 費用が抑えられる
  • 丁寧に遺品整理できる
  • 気持ちの整理が付けられる

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

1.費用が抑えられる

遺品整理を専門業者に依頼すると、作業の手間や時間に加えて、交通費や廃棄物の処理費用などがかかります。これらのコストは、作業の規模や物の量によって大きく変動するため、高額になる場合も少なくありません。

しかし、自分で遺品整理をする場合、これらの費用をほとんど削減できます。家族や友人と協力して整理すれば、経済的な負担を大幅に軽減できます。

 

2.丁寧に遺品整理できる

専門業者に依頼する場合は、迅速かつ効率的に作業を進めるため、物品の処分が機械的になりがちです。しかし、自分で遺品整理をすれば、一つひとつの品物に対して時間をかけ、故人との思い出を振り返りながら丁寧に整理できます。

このように、遺品整理は物を片付けるだけでなく、故人を偲び、大切な思い出を振り返る場でもあります。

 

3.気持ちの整理が付けられる

遺品整理は故人の思い出や生きた証と向き合う作業であり、この過程で悲しみや喪失感と向き合うことができます。自分で一つひとつの品物に触れながら、故人との思い出を振り返り、感謝の気持ちやさまざまな感情を整理できます。

このように、遺品整理は単なるものの整理にとどまらず、心を整理するためのプロセスとして非常に有意義なものです。

 

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遺品整理を自分でする3つのデメリット

次に、遺品整理を自分でするデメリットについて解説します。

  • 時間がかかる
  • 近隣とトラブルになるおそれがある
  • 不用品を分別して処分するのが大変

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

1.時間がかかる

遺品整理を自分で行う際のデメリットの1つは、時間がかかる点です。遺品整理は、多くの場合、膨大な量の物品を一つひとつ確認し、処分する作業を伴います。とくに、故人が長年にわたって生活していた場所である場合、物の量や種類が多岐にわたり、整理にかかる時間は相当なものです。

また、感情的な面でも時間がかかる場合があります。故人との思い出の品々に触れていると、感情が込み上げてくる場合も多く、その都度作業が中断される可能性があります。これにより、効率的に作業を進めるのが難しくなり、予想以上に時間がかかる場合が多いです。

 

2.近隣とトラブルになるおそれがある

遺品整理では、家のなかの不用品を処分したり、大型家具を解体したりするなど、多岐にわたる作業が必要です。とくに、長期間にわたって手つかずだった部屋や倉庫の場合、大規模な整理やハウスクリーニングが求められます。

また、片付けの過程で悪臭や騒音が発生する場合もあり、近隣住民とのトラブルの原因となる可能性もあります。古い建物や大量のゴミがある場合、風で埃や臭いが広がらないように細心の注意を払わなければなりません。

 

3.不用品を分別して処分するのが大変

遺品整理では、さまざまな素材のものが混在しているため、分別作業に大きな労力を要します。自治体ごとにゴミの分別方法や出し方が異なるため、故人が住んでいた地域のルールを理解しなければなりません。

また、収集日が限られている粗大ごみや、細かく分別したゴミ袋を収集日まで保管するスペースの確保も必要です。これらの作業を効率的にするためには、計画的な準備と地域の分別ルールの事前確認が欠かせません。

 

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遺品整理を自分で始める前の注意点

次に、遺品整理を自分で始める前の注意点について解説します。

  • 遺品整理するタイミングを決めておく
  • 親族や相続人の合意をとっておく

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

1.遺品整理するタイミングを決めておく

遺品整理は一般的に「四十九日後、諸手続きの完了後、葬儀後、相続前」にするケースが多いですが、タイミングは個々の状況によって異なります。重要なのは、故人とのお別れができたと感じたときに取り掛かることです。

自分で遺品整理を進める場合、体力的にも時間的にも負担が大きいため、効率的に進めるための計画が欠かせません。たとえば、「今日はリビングの片付けを終わらせる」や「明日は寝室の整理を行う」など、具体的な日程を組んで作業を進めましょう。また、予想以上に時間がかかる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールを立てておいてください。

なお、遺品整理のタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:【プロが解説】遺品整理をはじめる時期やタイミングとは?確認ポイントや遅れた場合の注意点をご紹介!

 

2.親族や相続人の合意をとっておく

遺品整理を始める前に、親族や相続人にその旨を伝えておく必要があります。整理する日程や取り扱い方法を事前に共有し、一緒に進めたい場合はその意向も伝えておきましょう。

遺品整理では、家具の解体や運搬、清掃など多岐にわたる作業が含まれます。可能であれば、多くの人手を借りて進めるのが理想的です。

また、個人で遺品整理をする場合は、形見分けや遺品の取り扱いについて事前に相続人と話し合っておかないと、誤って大切な品を処分してしまうリスクがあります。とくに、貴重品や売却価値のある物品については慎重に扱いましょう。

 

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遺品整理を自分でする場合の7つのステップ

次に、遺品整理を自分でする場合のステップについて解説します。それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

1.整理に必要なものを用意する

遺品整理を効率的に進めるためには、必要な道具を事前に揃えておきましょう。とくに、ゴミ袋やダンボール、ガムテープ、ハサミ、カッターナイフ、油性マジックは欠かせない道具です。

これらの道具が揃っていないと、作業が中断される場合が多く、計画通りに進めるのが難しくなります。ハサミやペンは近所のお店で手軽に購入できますが、大きなダンボールは入手に時間がかかる場合があるため、あらかじめ用意しておきましょう。

 

2.作業当日のスケジュールを決定する

遺品整理を効率的に進めるためには、親族同士で当日のスケジュールを決めておきましょう。とくに、それぞれが担当する場所や注意事項などを明確にしておく必要があります。

また、故人が遺言で示していた希望や、遺品のなかで買取可能なものの有無についても確認しておいてください。さらに、それぞれの部屋の片付け完了時間を設定し、担当者のモチベーションや参加人数に応じた計画を立てましょう。

 

3.必要なものと不要なものを分類する

遺品整理では、遺品を「残すもの」と「捨てるもの」に分ける作業が必要です。残すものは、故人が大切にしていた思い出の品や財産的価値のあるものです。具体的には、通帳や現金、印鑑、有価証券、土地の権利書、健康保険証、契約書類、貴金属や美術品などが該当します。

一方で、捨てるものは、大型家電や小型家電、衣服、家具、金属類などで、これらはリサイクルを意識して処分します。捨てる際には、自治体の回収サービスを利用して効率的に分類・処分するのがおすすめです。

 

4.不用品を処分する

燃えるゴミや燃えないゴミは自治体の回収サービスを利用すれば効率的に処分できますが、一部の不用品は自分達だけでの処理が難しい場合があります。

このような場合には、親族や友人に助けを求めるか、遺品整理業者に相談するのがおすすめです。遺品整理業者は、不用品の仕分けから処分までを一手に引き受けてくれるため、作業の負担を大幅に軽減できます。

 

5.売却できる資産の処分方法を検討する

まず、故人の遺品のなかで価値があると思われるものを選別します。これには、宝石や貴金属、高級時計、骨董品、コレクション品などが含まれます。

次に、それらの価値を正確に評価するために、専門の鑑定士に相談してください。これにより、適正な価格が把握でき、適切な売却方法を選べます。また、インターネットを活用して、オンラインオークションやフリマアプリを利用する方法もおすすめです。

 

6.遺品を平等に分配する

遺品整理を行う際には、遺族の間で公平な分配を心がけなくてはなりません。とくに、遺言書がある場合、その内容に従う必要があります。たとえば、「資産の一部を特定の親族に譲る」という指示がある場合、その通りに配分しなければなりません。

また、資産価値のある品物については、公正な評価のもとで現金化し、分配することが推奨されます。さらに、形見分けについても、故人の思い出が詰まった品々を大切に扱い、適切に分配するようにしましょう。

 

7.賃貸物件の場合は解約手続きを進める

遺品整理が完了した後は、賃貸契約の解約手続きも必要です。故人の住んでいた賃貸物件については、大家さんと今後の契約について話し合いましょう。遺品整理が終わった時点で契約を終了させると、日割り計算で支払いを抑えられます。

また、故人が住んでいた場所が特殊清掃を必要とする場合には、ハウスクリーニングの費用についても話し合いが必要です。とくに、トイレや浴室での死亡により床材や壁紙に影響が出ている場合は、どのような範囲まで原状回復費用として負担すべきか事前に明確にしておきましょう。

 

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自分で遺品整理する場合に気をつけたい3つのトラブル

次に、自分で遺品整理する場合に気をつけたいトラブルについて解説します。

  • 大切なものを誤って処分してしまう
  • ゴミ収集日に間に合わず廃棄に時間がかかる
  • 遺品が勝手に分配されてしまう

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

1.大切なものを誤って処分してしまう

遺品整理を個人でする際には、重要な書類や貴重品を誤って処分してしまうリスクがあります。とくに、銀行口座情報や不動産の権利書、継続課金サービスの契約書、税金関連の書類などには注意が必要です。

これらの書類を誤って処分してしまうと、再発行する手間や費用がかかるだけでなく、回収が難しい場合もあります。また、価値のある品物を捨ててしまうと、形見分けや遺産相続においてトラブルの原因となる場合があります。

 

2.ゴミ収集日に間に合わず廃棄に時間がかかる

ゴミの適切な処理は、地域社会の清潔さと安全を保つために非常に重要です。家庭から出るゴミは、自治体が定めるルールに従って処分しなければなりません。

ゴミ収集日に間に合わず、ゴミをほかの地域に持ち込むのは法的な問題となります。これは、その地域外からゴミを持ち込む行為とみなされるためです。また、夜間のゴミ出しは禁止されている場合が多く、異臭やカラスの被害、さらには放火のリスクも高まります。

地域のルールを守り、適切なゴミ処理を心がけましょう。

 

3.遺品が勝手に分配されてしまう

故人が生前に特定の親族に品物を譲る意向を示していた場合でも、ほかの親族の了承を得ることなく分配するのは避けるべきです。このような行動は大きなトラブルに発展する可能性があります。

遺品整理を進める前には、財産相続の権利を持つすべての親族と話し合い、同意を得るようにしましょう。これにより、全員が納得した形で遺品の分配が行われ、トラブルを未然に防げます。

 

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遺品整理を自分でするでよくある3つの質問

最後に、遺品整理を自分でするでよくある質問をご紹介します。

  • 質問1.遺品整理を自分でするコツは?
  • 質問2.遺品整理で捨ててはいけないものは?
  • 質問3.遺品整理を自分でできない場合の対応策は?

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

質問1.遺品整理を自分でするコツは?

遺品整理を自分でする場合は、計画的に進めるようにしましょう。まず、全体のスケジュールを立て、エリアごとに整理を進めます。また、遺品の分類基準を設定し、思い出の品、価値のある品、処分する品に分類してください。

このときに、故人との思い出に触れ、感情が込み上げてくる場合もあるため、無理をせずに休憩を取りながら作業しましょう。

 

質問2.遺品整理で捨ててはいけないものは?

遺品整理で捨ててはいけないものには、法律的に必要な書類(遺言書、戸籍謄本、銀行通帳、保険証書、契約書など)、貴重品や高価な品物(宝石、貴金属、骨董品、高級時計など)、家族や故人にとって思い出深い品物(写真アルバム、手紙、日記など)などが挙げられます。

また、パソコンやスマートフォンに保存されているデジタルデータも重要です。これらは後悔しないように慎重に確認し、適切に保管しましょう。

 

質問3.遺品整理を自分でできない場合の対応策は?

遺品整理を自分でできない場合は、遺品整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。専門業者は経験豊富で適切な処分方法を知っているため、安心して任せられます。

また、家族や友人に協力を依頼し、作業を分担する方法も効果的です。さらに、地域のボランティア団体や自治体のサポートサービスを利用するのも1つの方法です。これらのサービスは無料または低料金で提供される場合が多く、経済的な負担を抑えながら支援を受けられます。

なお、遺品整理でおすすめの業者については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:【2024年最新】岡山県でおすすめの遺品整理業者10選|選ぶためのポイントやよくある質問をご紹介します!

 

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まとめ

本記事では、遺品整理を自分でするメリット・デメリットや注意点、遺品整理を自分でする場合のステップ、気をつけたいトラブルについて解説しました。

遺品整理を誰がやるべきかは、家族の状況や希望により異なります。もし、自分で行う場合は、費用が抑えられる点や丁寧に整理できる点がメリットです。一方で、整理には時間がかかり、近隣とトラブルになるおそれや、不用品の処分が大変というデメリットもあります。

遺品整理を始める前には、適切なタイミングを決め、親族や相続人の合意を得るようにしましょう。さらに、遺品整理を計画的に進めるために、必要な物品の準備やスケジュールの設定、不用品の処分方法について事前に決めておく必要があります。

また、遺品の分配には注意し、親族間のトラブルに発展しないように気をつけてください。

 

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